2017年5月に新潮社から発行された伊吹有喜の小説「カンパニー」を舞台化。青年サラリーマンがバレエ団への出向を命じられ、様々な困難を乗り越え奮闘する姿を描くハートウォーミングな成長譚。愛妻を亡くし生きる意欲を失った製薬会社の青年サラリーマン青柳誠二(珠城りょう)は、社の協賛公演を行うバレエ団への出向を命じられる。世界的プリンシパル高野悠(美弥るりか)が踊る冠公演「新解釈版・白鳥の湖」の総合プロデューサーという畑違いの仕事をすることになった青柳に高野は、大切なのは上司に愛されることではなく、観客に愛されること、お客様も仲間、カンパニーであり、青柳の今の仕事は公演を成功に導くことだと諭される。一癖も二癖もあるダンサーや業界人に翻弄されながらも、公演の成功に向けて奮闘する青柳はバレエ団のバレリーナ高崎美波(愛希れいか)との出会う…。
2018年/月組/東京宝塚劇場/キャスト:珠城りょう、愛希れいか、美弥るりか