実の叔父を魂殿の間者であると名指しし、捕縛を命じた蕭薫児(しょう・くんじ)。父・古元(こ・げん)は、これに難色を示し、“人の情を忘れたのか”と娘をたしなめるのだった。薫児は告発が事実であると証明するため、三千雷動の下巻を取り出すと、四叔父がこの書を先代の龍母に渡したことを暴露し、血宗の物であるはずの書をなぜ所持していたのか、四叔父本人に問い詰めた。すると彼は、範ロウ(はん・ろう)にもらったと白状し…。
烏坦城に生まれたショウ炎(しょう・えん)は9歳にして少年闘気大会を制し、天才の名をほしいままにしていた。しかし同じ年、“五大家族”の一員として北方討伐隊に参加した母が、魂滅生(こん・めつせい)の宝を横取りしたという疑いをかけられ、自ら命を絶ってしまう。それから7年―汚名を着せられたまま育った簫炎の闘気はいつしか衰え始め、許嫁のショウ薫児(しょう・くんじ)にも劣るようになっていた。迦南(かなん)学院に入学し、再び闘気を身に着けて、一流の闘者となること夢見る簫炎。だが、彼の父・ショウ戦(しょう・せん)は、闘気の修行を禁じ、薬舗で働くよう命じるのだった…。
2018年/中国/全45話/日本語字幕版
監督:ユー・ロングアン 脚本:ジャン・ティン
キャスト:ウー・レイ、ジェリー・リン、リー・チンシャオ・ジャン(X NINE)、バロン・チェン、シン・ジーレイ、リウ・メイトン、グー・ジアチェン(X NINE)、ウー・ジアチョン、スー・チン、ユー・ロングアン、チョイ・シウキョン