北京女子図鑑 第20話（最終話）

あらすじ

北京に帰った陳可は、家を売って、親友や昔の上司・同僚・部下を集めて起業した。貯金も不動産も全てを失った彼女であったが、今まで感じることがなかった充実さがあった。2018年、立ち合い診察のため北京に来た許先生が自分の貯金を陳可に手渡して、それをスタートアップ資金にするように言ったことに、彼女は大変感動した。一方で、北京に旅行へ来ていた暁芸は、陳可に二度と結婚と出産を催促しないと決めた。人にはそれぞれの生き様があると彼女はわかったからであった。

ストーリー

大学を卒業して、大都市である北京へ行きたい一心の陳可依であったが、共に這い上がろうと誓い合った彼氏の楊大赫と家庭の事情で別れた。一人で上京し、心細くなった陳可依は名前を「陳可」と変えて、次第にたくましくなってゆく。中小企業の受付嬢から外資系企業のOL、ビジネスエージェントから起業者、決して楽ではない道であったが、彼女は一歩ずつ着実に進んでいった。彼女は、北京でたくさんの出会いと別れを繰り返し、絶えずその答えを求め続けていた。

» ご希望の作品が見つからない場合