蕭九鳳から地図の半分を奪い都に戻った阿福。皇帝に地図を渡し、人質として監禁されている妹・張妃に碧羅天への同行が許されたことを伝える。その頃、信王はもう虫の息だった。看取りに来た皇帝に対し、陳煜に封地を与えてほしいと訴え息絶える。皇帝は陳煜を東平郡の郡王に封じるが、ひそかに明月山荘と碧羅天との関わりを調査させる任務を与える。一方、陳煜の東平郡行きを知った花不棄は、東平郡の茶を売り出すことを思いつき…。
碧羅天(へきらてん)の宝を得た者が天下を得る。その宝を開けられるのは“聖女”だけ――そんな伝説を信じる者たちが“聖女”を得ようとしのぎを削る時代。聡明で明るい少女・花不棄(かふき)は育ての親である九(きゅう)おじさんと、世間から身を潜める流浪の人生を送ってきた。だがある日、九おじさんに「自分が何者か知りたければ都へ行け」と言われる。そんな中、皇帝の甥・陳煜(ちんいく)が父親の私生児の娘を捜すため、花不棄がいる町までやってくる。花不棄は陳煜を利用し、彼の一行について都へ行こうと考えるが、突如謎の刺客に九おじさんを殺されてしまう。悲しみに沈む花不棄へ手を差し伸べたのは、仮面をつけた正体不明の義侠・蓮衣客(れんいかく)だった…。
2018年/中国/全51話/日本語字幕版
監督:チャー・チュンイー 脚本:ジン・ユエンユエン
キャスト:アリエル・リン、チャン・ビンビン、リン・ボーボン、クリス・スン、シン・オン