『胎児よ胎児よ、堂々巡りの悪夢の末に、お前の瞳は何を見る…』
読破すると精神に支障をきたすと言われた、日本三大奇書の一つ!
精神病院の一室で、ある一人の青年が目覚める。しかし、彼は完全な記憶喪失だった。
自分が何者であるか思い出すために、精神科の教授が残した奇妙な遺言書や論文、様々な資料を読み漁る。
その中に『ドグラ・マグラ』という古びた原稿用紙の束があり…。
※本作「ドグラ・マグラ」は、原作の原文の一部に不適切とされる言葉や表現がございますが、 原作発表当時の背景やオリジナリティ及び、原作者の意思(遺志)を尊重し、なるべく原文を活かしております。予めご了承ください。