岡本喜八の「愚連隊」シリーズ3作目。第二次世界大戦末期の中国大陸。陸軍のある小隊に配属された新任の参謀・関大尉は負傷して、敵ゲリラ隊の捕虜になった。師団長は彼を取り戻すよう、特命隊の白虎に指令を下す。白虎は、軍法会議へ掛けられに行く道中に、ある4人のはみだし兵を貰い受け、最前線へと出かけていく。敵の特務隊と丁々発止の駆け引きをしながら敵前突破する5人のアウトローたちが痛快に描かれる。
〜岡本喜八の快作「独立愚連隊」の延長戦上にある西部劇タッチの戦争アクションで、佐藤允以下、岡本喜八一家が総出演している〜