ニューヨークで“ハリウッドの脚本家”として、夜間のクラスを教えているボビーは、ある朝、生徒ジャックの家を訪ねる。彼から提出された「ハイジャック」の脚本の内容について彼の力不足を告げ、共著と著作権契約を迫るボビー。しかし、ジャックは契約書へのサインを拒み、自ら“本物”のハリウッドの脚本家スティーヴン・ワーシーへ脚本を持ち込むことを考えていた。そして契約の”交渉”がうまくいかず苛立ちを隠せないボビーの態度によって、二人の関係が決裂に向かってしまう。そんな時、ボビーはジャックの不自然な行動から、脚本の著者が別にいるのではないかと思い立つのだが…。