11歳の少年ネイサンは、突然の事故で両親を失い、ミルウッド養護施設に引き取られることに。しかし、出迎えてくれたクレメンス施設長は、入所するや態度が豹変し、威圧的に接するようになる。更にクラスメイトにいじめられ、慣れない環境の変化に苦悩するネイサン。そんな彼に唯一優しく接してくれたのは、セラピストのジュディだった。クレメンスに目をつけられるたびにジュディにかばってもらうネイサンはある日、施設の庭で奇声を発する生徒に遭遇する。その生徒は問題児が入るB棟の子どもで、そこに入ったら帰ってこられないと言われていた。次第に施設の闇を感じ取ったネイサンだったが、クレメンスの独断でB棟へと移されてしまう。