半年前、目の前で起きた轢き逃げ事件で妻を亡くしたソジンは、ひとり娘のイェナを連れて年老いた両親と実家で暮らしていた。そんなソジンの元に、25年前に行方不明になった妹のユジンが見つかったとの連絡が入る。妹と名乗り出たその女はDNA鑑定でも血縁関係が証明され、両親は二度と会えないと思っていた娘の出現に喜び、イェナも優しく美しいユジンに懐くようになる。しかし、ソジンだけが不穏な空気を感じ取り、長年実家で働く家政婦のファンにユジンを探るように頼み込むが、ファンはユジンと出掛けた後に突然退職を願い出て消息不明となってしまう。そして、ユジンの知り合いの夫婦が新しい家政婦として実家に住み込むようになるが―。