賭博で大きく負けた借金から逃れるため、相棒ミッチェルを誘い、とある牧場に忍び込んだジェサップ。そこは“カウボーイ・マフィア”と名乗り、70年代に大麻の密輸で財産を築いた男のものだった。3日前に死んだその男の孫娘リリーを拉致し、金のありかを聞き出そうとするが、リリーは口がきけない女性だった。借金の取り立てが迫るミッチェルとジュザップは、リリーを脅し痛めつけて情報を奪い取ろうとする。少しずつ彼女は紙に言葉を書き始めるのだが、わずかな情報を明かすだけだった。時間だけがいたずらに過ぎる中、ジュザップは8000万ドルを手にしようと焦るが、思わぬことから計画が狂い出す。