オーストラリア沖でICROの調査船ノース・スター号が座礁。現場に向かった気象研究員のジャックが見たものは、全乗組員15名の変わり果てた姿と、水浸しになった船内だった。船に残されていた気象データを調査すると、皆既日食の影響でオゾン層に穴が開き、マイナス70度の超低温大気が地表に降り注ぎ始めていた。未曾有の事態の発生を関係各所に通達するジャックだったが、事態を軽く見ていた上層部の知らぬ間に、町は次々と冷気に包まれていく。そんな中、連絡がつかなかった娘のナオミが、友人たちとホバートのビーチにいることが判明。急いで現場へ駆けつけるも、ジャックの眼前には、白い氷霧が広がっていた。