銀座に巨大なビルを構える米国の大手飲料メーカー社長が”黒の戦線”と名乗る何者かによって誘拐された。”黒の戦線”からの挑戦状を受けた警視庁は大捜査線を敷いた。その中にベテラン刑事とその息子がいた。伴淳三郎と藤岡弘扮する親子刑事は「踊る大捜査線」における織田裕二、いかりや長介のモデルになったと言われている。この二人が過激派グループに生死を賭けた執念の追跡をする刑事アクション。本作で撮影監督デビューした名カメラマン・木村大作によるダイナミックなゲリラ撮影やカメラワークが見物。主演の藤岡弘が自身出演作ベスト5に挙げる作品。