開始45分、その恐怖は快感に変わる。その街で、ある日10歳と9歳の少年が立て続けに失踪する。現場には、以前世間を騒がせた<連続少年誘拐殺人事件>の時と同じ緑色のナイフが残されていた。しかし、既に当時の犯人は逮捕されており、捜査は難航する。一方、事件を担当するハーパー刑事の自宅でも、次々に不可解な出来事が起こり始める。ひとりでに閉まる扉。誰も触っていないはずのテレビは、突然事件のニュースを流し始める。この街に、この家に一体何が潜んでいるのか。そして一家の一人息子「コナー」の元に届いた不可解なメッセージ、その意味が明らかになる時、事態は予想だにしなかった結末へと動き始める。