夫に先立たれたグレースは心機一転、閑静な住宅地へと引っ越した。近所に住むエレンに住民たちが集まるパーティーに誘われ、当日エレンの恋人ロバートを紹介された。その時、グレースは動揺を隠すのに精一杯だった。それは以前、買い物に出かけた際に出会いアプローチをかけた男性だった。ロバートとの出会いを運命と感じていたグレースは、彼の情報を集め、自分のモノにするための作戦を練り始める。だが、思うようにロバートとの距離はなかなか縮まらず、それどころか栄転するエレンとこの街を去る予定だと知り、思い詰めたグレースは、ある行動に出てしまう。