仏による平穏な世界を実現するために、少林寺の僧侶たちは古来より人々を敬い、悪や鬼を成敗してきた。しかし、今、この人間界が悪の鬼神である”羅刹(らせつ)に支配されようとしているー。羅刹はあらゆる邪心の化身で、並大抵の力では太刀打ちできない。少林寺の弟子ホイハイは、極秘で受け継がれる龍の杖の存在と、修行を経て最高の悟りを得た聖人“阿羅漢(あらかん)”なら世界を救えるかもしれないという伝説に従い、すぐさま旅に出ることを決意。阿羅漢の居場所を知るというネズミの妖霊ヨウダオ率いる悪党団と大乱闘、羅刹が仕掛ける罠を潜り抜け、ついに羅刹が君臨する地獄への入口へとたどり着いたホイハイ。地獄の断崖絶壁に降り立ったホイハイと羅刹はいよいよ対峙し、今死闘が繰り広げられようとしていたー!!