中華を統一した秦のえいせいが始皇帝となったのは、蒙恬将軍とその部下である七君子の功績があった。統一後、七君子の姫廉は遊侠の徒に、田常鹿は朝廷に仕え、瀲紫は宿の女将、残る4人は赤風谷で隠遁生活を送っていた。始皇帝が崩御すると宦官の趙高が実権を握り、政敵である蒙恬一族の皆殺しと、始皇帝が蒙家に授けた定秦剣を手に入れるよう命じる。その剣は始皇帝が作らせた2つの剣で、もう一つは阿房宮にあり、この双剣を得た者は天下を手に入れられると伝えられる。襲われた蒙恬は、娘の蒙雪に剣を託し、皇陵の墓守に渡せと告げる。追われる蒙雪を守るため姫廉らは赤風谷へ向かうが、趙高の命を受けた田常鹿が迫っていた…。