田舎町の外れに建つ古い一軒家に越してきた作家のアレックスと、長女レイチェル、次女ソフィーのギブス一家。火事で愛する妻を亡くしたアレックスは、新刊本の調査も兼ねた引越しで心機一転しようとしていたが、レイチェルからは現実逃避だと反対されていた。ある日、ソフィーは「この家に友だちがいる」と言い始め、電話の開通工事で地下室に入った業者は、不気味な男の子を見たと逃げ出す始末。しかも隣人のハナから、「この家は呪われている」と忠告を受けるアレックス。著書“ASOMATOUS(非物質的なもの)”を出版するなど、幽霊を信じない彼は殺人事件があった家だとは承知していたが、次第に不気味なことが続出する事態を無視できなくなり…。