地球は氷河期に入り、人間が居住不可能な地域になりつつあった。地球軌道に“ゲート”が現れ、その先には新しい太陽系に続くワームホールができた。人間は移住を始め、新天地を「リア」と呼んだ。その後、地球の状態が悪くなるにつれ、地球からの移民が増え続け、問題となっていく。先住の移民とその子孫からなるリアの政府はゲート付近に「難民ステーション」と呼ばれる場所を造り、多くの移民をそこに留まらせた。ある日、リアへの密航を試みたブランは、複数の戦闘機による奇襲攻撃を受け、宇宙を漂流。生存するためには移動可能な範囲に停泊しているリアの補給船ニーサ号に乗り移るほか方法はない。しかし、ニーサ号は、地球人滅亡のためステーションを破壊するよう指令を受けていた…