ちいさな田舎町に住む青年のJCは、父から移民ブローカーの仕事を引き継ぐことになり一路、中継地点のモーテルを目指していた。しかし、吹雪の事故により父親が死亡。残された6人の移民とJCは、ともにモーテルで一晩過ごすことに。しかし、その内部はまるで宗教施設のような奇妙なつくりで、しかも、何かの気配がそこかしこに漂っていた…。不思議な事件が立て続けに起こり逃げ出そうとするも、車のタイヤはパンクさせられていた上、吹雪もひどく朝までここにとどまる他ない。怪現象はますますひどくなり、そしていずれJCはこのモーテル自体が「ソレ」の胎内であることに気づく。「ソレ」は、男をくらい、女を欲する欲望のモンスター。移民たちは生贄としてささげられていたのだ…。全てを終わらせる為、JCは、そのモンスターを手なずけようとするが…。