フランス革命の中心人物の一人、ロベスピエールを主人公に、彼の掲げた「自由・平等・博愛」に込められた想いを紐解き、人類の歩むべき路を問いかける歴史ミュージカル。全楽曲をブロードウェイで活躍する作曲家フランク・ワイルドホーンが提供。フランスの片田舎に生まれたロベスピエール(望海)は、幼くして母を亡くし、弁護士でもあった父も失踪するが、同じ道を歩めばいつか父と再会できるかもしれないと弁護士となる。そして人々の平穏な暮らしを守ることが使命だと政治家に転身、パリで革命に身を投じる事となる。時を経て革命の指導者となったロベスピエール。フランスは共和国となり、フランスを新しい時代へと導いたロベスピエールに人々は熱狂し、いつしか彼は“革命そのもの”だと称される。だが一方で、貴族に生まれたという事だけで、人生を狂わされた“革命の犠牲者”も少なくなかった。その一人、マリー=アンヌ(真彩)は革命への復讐心ゆえに“革命そのもの”であるロベスピエールを暗殺する為に、パリの街で機を窺っていた・・・。 作・演出:生田大和/作曲:フランク・ワイルドホーン
2018年/雪組/東京宝塚劇場/望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈