降伏を迫る西陵(せいりょう)の使者に対し、幼き新王・李琥珀(り・こはく)は「朕は受けて立つ」と徹底抗戦を宣言した。その頃、寧缺(ねい・けつ)は、陣眼杵(じんがんしょ)を受け取るために後山を訪れていた。しかし、都を守る驚神陣の鍵となる陣眼杵には傷がつけられており、それは徐々に広がっているのだという…。
死闘の果てに夏侯(か・こう)を討ち、悲願であった父の仇を取った寧缺(ねい・けつ)。しかし、彼の心は晴れなかった。桑桑(そうそう)の病――寒疾(かんしつ)が悪化し、夫子(ふうし)が治療に当たっても、回復する様子もない。夏侯との戦いで寧缺を救うために昊天(こうてん)神輝の力を使い果たしてしまったことも、病状が改善しない原因でもあるらしいのだ。爛柯(らんか)寺の岐山(きさん)大師を訪ね、桑桑の治療を依頼するよう命じる夫子。続けて彼は、寧缺に1つの忠告を与えるのだった。そんななか、唐(とう)国と燕(えん)国、そして西陵(せいりょう)との間で、緊張が高まりつつあった…。
2020年/台湾/全43話/日本語字幕版
監督:ヤン・ヤン 脚本:ヤン・ヤン、ラン・ヌオリン
キャスト:ワン・ホーディー、ソン・イーレン、ユエン・ビンイエン、クリス・スン、ヤン・チャオユエ