夢幻の桃花〜三生三世枕上書〜 第29話 茶道の先生

あらすじ

茶道の講義に憧れの先生ではなく代理の先生が来ると聞いた相里萌（しょうりほう）の妹・潔緑（けつりょく）は白鳳九（はくほうきゅう）の手を借りて嫌がらせで教室に罠を仕掛ける。実は彼女の憧れの先生とは療養のため楽師として梵音谷に滞在するきこうを、10年に1度見舞う東華帝君（とうかていくん）だった。結局、東華帝君本人が現れ再会を果たした白鳳九だったが、彼の前では素直になれず…。

ストーリー

九尾狐族の姫・白鳳九は、妖怪に襲われた時、ずっと憧れていた天族の中でも最高位の東華帝君に命を救われた。そして白鳳九は、その恩返しのために彼のそばに居ようとしている。一方、東華帝君は、魔尊を封印するため修為を使い切ってしまったため、回復するために人間界で劫を受けることになった。それを聞いた白鳳九は、彼と共に人間界に行き、そこで記憶を失い太子となった東華帝君と出会い、恋に落ちる。二人は劫を渡って天界に戻ったら結婚しようとしたが、東華帝君は結婚式に欠席することになってしまう。

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