一同の命を賭けた最後の戦いが行われていた。選手たちが1人ずつ倒されていく中、昊二は最後まで生き残って辛くも勝利、”ビクトリー”の文字に会場は大いに沸き立つ。その直後、各国の警官隊が突入して、”招待試合”はようやく終結を見た。一同は解放され、選手たちは台湾警察に同行して事情聴取を受けることに。だが、事件はまだ終わりではなかった…。会場に現れたゴーストは本当に阿吉なのか?そして、5年前の真相とは?
タイのバンコクで、ある女性が姿の見えない何者かに線路に突き落とされる事件が発生する。彼女は突き落とされる前、念仏を唱える声が聞こえたという。その3日前、マンションから飛び降りた女性もまた生前、念仏が聞こえていた。警察はこの奇妙な事件の捜査を唐仁探偵事務所に依頼する。だが唐仁が不在であったため弟子である林黙が担当することに。林黙は警察本部から派遣されたサーシャと共に、その驚異的な嗅覚と冷静な分析力により事件の裏に隠された核心に迫り、真犯人を追い詰めていく。そして物語は林黙が唐仁探偵事務所に入るきっかけであり、林黙とサーシャが知り合うきっかけとなった資産家連続殺人事件へと移る。ある日、林黙を施設から引き取ってくれた師匠が犯罪組織の長である”スマイル”に殺されてしまう。林黙は”スマイル”の正体を暴くため鹿鳴高校で教鞭を執る傍ら、殺人現場を浄化する日々を送っていた。だがある時、林黙に小説家殺害の容疑がかけられる。林黙は独自に調査を進め、殺された小説家の妻アイビーに近づく。当初2人はお互いに不信感を抱いていたが、彼女の心にある闇に触れるうち林黙の心は揺らいでいく。しかし、その先に待っていたのは意外な事実だった。さらに舞台は、とあるオンラインゲームの決勝”ゴーストの招待試合”に移る。だが試合の真の目的はゲームの天才失踪に関与した犯人を捜すことだった。そして試合はいつしか殺人事件にまで発展し、自称”名探偵”野田昊二が事件の解決に乗り出す…・
2020年/台湾/全12話/日本語字幕版
監督:チェン・スーチェン 脚本:チェン・スーチェン
キャスト:ロイ・チウ、チャン・チュンニン、チェン・シャオ