羚(れい)に捕らえられた凌千思(りょうせんし)は、三生花(さんせいか)に救い出される。三生花は凌千思について王宮に行くことになるが、北蒼の太子、羯(けつ)が、かつて自分を助けてくれた思い人が凌千思であることを知り…。凌千思を連れて一隊の兵と共に王宮に入った凌万山(りょうばんざん)。都の外に大軍を待機させ、謀叛を起こすつもりだったが、呂敖(りょごう)はそれを察知していた。
巫(ぶ)族の乱の中、族長は米七七(べいしつしつ)を不思議な力で島から脱出させる。しかし、運命の悪戯で、米七七は、池に落ち溺死したばかりの義祁(ぎき)王の妃、丑清璃(ちゅうせいり)の中に入り込んでしまう。目覚めると自分は死んで生き返った妃だと言われ、巫族の力も失ってしまったことに気づいた米七七は巫族のもとに帰ろうとするが、王宮の者たちに阻まれる。丑清璃が生き返ったことを知った義祁王、呂敖(りょごう)は、満月の夜、丑清璃が亡くなる直前、自分が狼毒の発作を起こし変身するところを見たのを覚えているのではないかと疑い、以前の記憶は失ったという丑清璃に探りを入れる。一方、丑清璃=米七七は、族長から託された失踪した先代の巫族の聖女の行方を探す手がかり、血玉石が呂敖に反応することを知り、先代の聖女を探すという族長の遺志をかなえるために呂敖に近づく。
2018年/台湾/全36話/日本語字幕版
監督:シェン・ジンフェイ 脚本:リン・チン、リウ・ジャフイ
キャスト:チャン・スーファン、フー・イーシュエン、リー・ゴーヤン、フー・ウェンザー