白龍を覚醒させるため、牧塵(ぼく・じん)・洛璃(らく・り)・九幽(きゅうゆう)の3人は危険を承知で白龍の神識の中に入った。するとそこには、滅びたはずの龍族の人々が。神識の中はどうやら白龍の夢の世界らしく、幼い白龍と黒龍の姿もある。だが、声をかけても反応はない。不思議に思っていると突然、周囲の光景が変化した。別の夢が始まったのだ。このままでは埒が明かない。覚醒の手がかりはどこかと、牧塵は考えを巡らせるが…。
生まれつき霊脈が塞がり、霊力を持たない牧塵(ぼく・じん)。万物に霊力が宿る大千(だいせん)世界において、彼は蔑みの対象でしかなかった。学び舎である北霊院においては、同窓の譚青山(たん・せいざん)ととう・せんじの2人だけが、心を許せる友である。霊力はないものの霊陣に精通している牧塵が、とある湖のほとりで“霊縛陣”の修練をしていると、そこに剣を携えた美しい少女・洛璃(らく・り)が。「血神族め」――“霊縛陣”に動きを封じられた彼女は、憎らし気にそう言って剣を抜くと、その切っ先を牧塵に突きつけ…。
2020年/台湾/全48話/日本語字幕版
監督:ジャン・モン 脚本:タン・ジアユー
キャスト:ワン・ユエン、オーヤン・ナナ、ルオ・ミンジエ、マー・ユエ、シュー・ハオ、ワン・イーティン、ウェスリー・ウォン、ジアン・ホンボー、ジャン・チョンハン