天命〜白蛇の伝説〜 第57話 白夭夭、自らの元神を斉霄に

あらすじ

白夭夭は天帝に、許宣への情を断ち一人で罪を償うと告げる。西湖の橋の上、許宣を待つと言い残し夭夭は去り行く。罪を償う前に、夭夭は斉霄を助けようと、瀟湘に根回しを頼み斉霄を九重天から連れ出す。自らの元神を斉霄に移し、彼を救おうとしたその時…。

ストーリー

薬師宮宮上（やくしぐうみやがみ）である許宣（きょせん）は姉弟子冷凝（れいぎょう）と一緒に看病し、桃花節に白夭夭（はくようよう）という女性に出会う。2人は様々な苦難を乗り越えてやっと結ばれたが、白夭夭は許宣を助けるため仙草を盗み天条に触れてしまう。治った許宣が前世を思い出し、白夭夭を救おうと決意する。冷凝が白夭夭を嫉妬する結果、蛟龍（こうりょう）を呼び起こし、人間界で災難をもたらす。すべて自分のせいだと思い白夭夭は罪を償うため、雷峰塔（らいほうとう）に拘束される。悲痛窮まりない許宣が禅の世界に飛び込む。

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