“コント55号”による「大弱点」シリーズ第2作。大垂欽一は、人並みはずれた才能を悪しき分野に発揮し、当局から“通産省”との異名をとっていた。競輪で金をすられた欽一が、まず最初にカモったのは、署から詐欺係を拝命したばかりの駒形二郎。彼は欽一に三千円をだましとられ、その上泥棒と間違えられて店員に捕まる始末。だが、欽一はまたすっからかんにされてしまった。そんなところを汚名を晴らさんと探し回っていた二郎とバッタリ。欽一は、その場をうまくかわすが、タバコ詐欺に失敗して、あえなく留置場へ。だが、欽一はそこから脱出。欽一の二郎のいたちごっこはいかに...。