取材中にエディに噛みつき、その血液を体内に取り込んだクレタス。エディの血液の中に生息していた地球外生命体シンビオートが、クレタスの体内で、その狂気に触れ、結合。おびただしい数の赤い触手が体中を蝕み、増殖し、カーネイジが誕生する。その高い戦闘能力と残虐性で、収監されていた刑務所の受刑者や警官を無差別に虐殺していくカーネイジ。<大殺戮>が始まった。世に放たれたクレタスの目的は愛するシュリークの奪還。シュリークは音波であらゆる物を破壊する「叫び声」を持っており、その狂暴性から彼女も収監されていた。カーネイジとシュリーク、二つの狂気がいま一つになろうとしている―