一万年前に死んだはずの神、その墓から目覚めたのは、一人の青年、辰南。記憶がない彼は、楚国の姫、そぎょくに盗賊だと思われ捕まってしまう。牢獄に閉じ込められそうになるが、彼の霊力が、楚国の王の病気を治せる可能性があることが判明し、王は彼の不安定な霊力を回復させるよう命じる。そこで看病を命じられた納蘭若水。辰南のかすかな記憶の中には彼女の姿があり、見覚えがないか聞くが覚えていないという、そしてその記憶は一万年前の記憶だということが判明する。その頃楚国の裏では国家の転覆を企む者による計画が始まっていた。辰南は楚国と自らの命運をかけた戦いに身を投じる始める。