街がクリスマスで浮かれる日。着任したばかりの新米刑事ロイとコンビを組まされたハリーは、遺体発見の通報を受け現場へ急行する。そこには拳銃自殺した男の遺体と、メティエ教区に住む家出少女キャサリンがいた。ハリーの忠告も虚しく、メティエ教区へ少女を送り届けるため、屋敷へ足を踏み入れたロイ。しかしそこは、ヴァンパイアたちが集う饗宴の場で、キャサリンと関わったロイは、ヴァンパイアのマウリチオらモルデロ一味に命を狙われてしまう。一方ハリーは、モデルロに妻を殺された過去を持ち、メティエ教区を避けてきた。しかし、モデルロと敵対する闇夜の世界の主ブリスベンと接触したことで、前代未聞のヴァンパイア抗争に巻き込まれてしまう。