9歳の少年テテは弟が生まれてからというもの、大好きなママのおっぱいを奪われたと感じていた。テテは「僕だけのおっぱいが欲しい」と月に願いをかける。すると願いはすぐに叶った。海辺の見世物小屋でショーをするために、夫のモーリスとトレーラーハウスでやって来た踊り子のエストレリータの豊潤なおっぱいに、テテはひと目惚れ。だが小屋の電気工の歌の上手い青年ミゲルも彼女に恋をし、ふたりは恋敵となってエストレリータにまとわりつき始めるのだった。一方、ピアフの曲に乗せ、おならで自在に矢を射るという芸を披露するモーリスは、エストレリータと強い愛で結ばれていたが、肉体的には不能で彼女を満足させることができなかった。そんなある日、ミゲルの親友がバイクで事故死してしまい、悲嘆に暮れるミゲルを慰めるうちにエストレリータは彼と関係を持ってしまう…。