ショッピングモールの片隅にしつらえた水槽で、ワニを飼いながら暮らすネイサン。タトゥー・アーティストの彼は、店を訪れた客は予約の有無にかかわらず引き受け、施術が終わると食事に誘い、愛車に乗せていた。一方、潜入捜査官のエバはつい最近まで、麻薬組織に潜入。ジャンキーに見えるよう徹底的に自分を作ったため、体は完全に回復したとは言えなかった。だが、30キロ圏内で9人の女性が行方不明になっている事件が起きていたことから、潜入捜査をすることに。消えた女性たちに共通しているのは「タトゥーを入れたい」という言葉。エバはネイサンと親しくなり、彼女たちを探す手がかりを求めるが、ネイサンは簡単にその正体を見せようとはしなかった。