2人の子供の母親ジェシカは、祖母が遺してくれた家から引っ越す準備をしていた。薬物中毒のロブと決別し、子供たちを連れて新たな土地へと移り住むためだ。かつてはロブと共に薬に手を出していたジェシカだったが、治療を重ね禁断症状を克服しひとりで2人の子供を育てていた。出発の時間が近づいてくる中、ロブが居候先のサミーを連れて家にやって来る。目的はジェシカの祖母の遺産だったが、冷たくあしらわれたロブは、怒りを露わにして家の貯蔵庫にジェシカを閉じ込めてしまう。そこは、重いドアで閉じられ内側からは開かない密室だった。ドアの外で娘の叫び声が聞こえる。さらに、サミーは小児性犯罪者と噂されていた―。