突如転校してきた、ミステリアスで美しい転校生・桐谷沙羅(茅島みずき)。彼女には、ある秘密がある。湯田一真(藤原大祐)は、双子の妹・湯田いちか(豊嶋花)が、同じクラスの黒沢美優(小栗有以)からいじめられていることに気づいていたが、何もできずにいた。脅迫され、逃げ場がない人生に絶望を感じていた、いちかは学校の屋上から自殺しようとするが・・・、間一髪のところで沙羅が現れる。沙羅は、いちかをいじめから救おうと一真に提案するが、美優や中野亜紀(莉子)らクラスの一軍に逆らうことを恐れた一真はなかなか決心がつかず・・・。その頃、一真といちかの父親・湯田正広(萩原聖人)は、編集長を務める週刊新春の編集会議に出ていた。死刑判決が下るカルト集団の教祖について、記者から記事化したいという声が上がるが・・・。そして、沙羅は・・・いちかのために、予想だにしない行動を取り―?!「どんな嘘でも、誰かが信じたらそれはひとつの真実になる」この言葉の真相は如何に―。