クロノスヘブンで治療を受けていたヨング(ヨ・ジング)は、自ら電源を入れてダダ(ミナ)の家に戻って来る。急いで抜け出したのか、着の身着のまま靴も履いていないヨングを見て、余計に涙が出るダダ。2人は一緒にいられる限られた時間を思い、抱き締め合う。ヨングに残された時間があと1ヵ月と判断したボウォンは、ヨーロッパ支部に保管されたヨングと同じモデルを調べてみようと思い立つが…。
特殊メイクアップアーティストのオム・ダダ(ミナ)は人気俳優のマ・ワンジュン(ホン・ジョンヒョン)と長年に渡り秘密の交際をしていた。しかしある時、その交際が周囲にバレそうになり、ワンジュンは咄嗟にダダの事をストーカーだと嘘をついてしまう。その後、ダダは一方的に別れを告げられショックを受ける。その頃、クロノスヘブン社では、先端技術を駆使して制作された“恋人用ロボット”ゼロナイン(ヨ・ジング)が開発されていた。ある時、開発者のナム・ボウォン(チェ・ソンウォン)は、自分の弟のようにかわいがっているゼロナインが気性の荒いと知られている財閥一家の娘ダイアナ(ホン・ソヨン)に納品されると知り、会社からこっそり持ち出す。ドラマの撮影用に注文したダミー人形としてダダのもとに配送されてきたゼロナインは箱から出た拍子にダダとキスしてしまう。キスによってダダを“彼女”だと認識したゼロナインは”恋人用ロボット”として一途な愛を注いでいく。こうしてダダは名前のない彼にヨングと名付け、人間とロボットの不思議な共同生活が始まるが…。
2019年/韓国/全40話/日本語字幕版
監督:チョン・ジョンファ 脚本:ヤン・ヒョクムン、チャン・アミ
キャスト:ヨ・ジング、ミナ(Girl’s Day)、ホン・ジョンヒョン