小学館発行の「少女コミック」にて連載された、篠原千絵原作の「天は赤い河のほとり」を宝塚歌劇でミュージカル化。古代オリエント、世継ぎと目される皇子とタイムスリップしてきた女子高生が繰り広げる歴史ファンタジー。今回は、宝塚大劇場公演版をお届けします。古代オリエントのヒッタイト帝国。優れた才能と血筋で世継ぎと目される第三皇子カイル(真風涼帆)は、呪術の形代としてタイムスリップしてきた現代の女子高生、鈴木夕梨〈ユーリ〉(星風まどか)と出会う。彼女を召喚したのは、自分が生んだ皇子に帝位を継がすために、他の皇子を亡き者にしようと画策する皇妃ナキア(純矢ちとせ)であった。カイルはナキアの手からユーリを守るため、側室として自分の傍に置くことにする・・・。 原作:篠原千絵「天は赤い河のほとり」(小学館)/脚本・演出:小柳奈穂子
2018年/宙組/キャスト:真風涼帆、星風まどか、芹香斗亜