寵妃の秘密3〜時空を結ぶ運命の約束〜 第24話 蛍惑守心の秘密

あらすじ

書いた文章の意味を誤解されて危機に陥った曲小檀は、文を区切る符号をつけて読むことを提案する。そして陛下の命令で宮廷の官人たちに符号の使い方を教えることに。これが功を奏し、官人の支持を得て皇太子に推薦されるのだが…。

ストーリー

墨連城（ぼく・れんじょう）と曲小檀（きょく・しょうたん）はめでたく結婚し、東岳国（とうがくこく）の皇帝と皇后として、平穏で幸福な生活を送ろうとしていた。しかし、連城は政務が忙しく、母親になったばかりの小檀は１人で子育てに苦労し、２人の間には溝が生まれてしまう。また、古代社会の女性への様々な束縛は小檀には耐え難く、２人の溝は子育てと教育の問題から、女性差別の問題へと広がる。　そんなある日、曲家の秘宝・鎮魂珠（ちんこんじゅ）が突然、光を放った。子供を守るために連城と小檀は光に包まれてしまう。そして、目覚めると小檀は宮中におり、亡くなったはずの曲江臨（きょく・こうりん）がそばに仕え、お世話係だった鏡心（きょうしん）が侍衛になっていた。再び新たな世界に来てしまった小檀。そこは、皇帝も大臣も女性である、男女の地位が逆転した世界だった！これまでとは全く異なる東岳国に驚きながら、小檀は連城を探すが…。

» ご希望の作品が見つからない場合