永曜は禁軍指揮使・李懐瑾(りかいきん)の吉語銭に傷がついているのを発見し、薛栄のものではないかと指摘。そこに金盞が現れ、自分が傷つけたと証言する。金盞に想いを寄せる懐瑾は、彼女が証言しに来てくれたことに嬉しさを隠せない。一方、潔白が証明された薛栄は玉盞に感謝の気持ちを伝えるが、自分の想いが届いていないことに悶々とし…。
霊陽の都で「符家の娘を娶れば帝王となる」という謡諺が流行し、それぞれ文と武に秀でる符家の姉妹・玉盞と金盞は権力闘争に巻き込まれていく。皇帝は養子の薛栄に皇位を継がせようと考えているが、薛家の血を持たぬ者が皇位につくのを不満に思う長公主は、さまざまな陰謀を画策して薛栄の即位を邪魔する。符家と国の安泰のために皇后として薛栄を支えようと考える玉盞だが、運命のいたずらで金盞が皇后となってしまった。それでも薛栄に惹かれる玉盞。薛栄への想いは愛なのか、家のための打算なのか? 確信が持てず揺れ動く心の行方は?
2020年/台湾/全45話/日本語字幕版
監督:フランシス・ナム、ウォン・カーファイ
キャスト:アーリフ・リー、モン・ズーイー、リー・イートン、ワン・ジュオチョン