ついに亡き父に代わり楚譲(そじょう)を罰する機会が訪れた君九齢。彼女は太炎3年に太上皇たちが北祁に殺されたのは楚譲が身代金を着服したせいであることを方家に残っていた銀子で証明してみせる。すると、陸雲旗(りくうんき)がその事実を知った楚譲が先帝を殺害したのを目撃したと証言。これに狼狽える楚譲に自分は楚九齢(そきゅうれい)だと明かした君九齢は…。
天侑六年、志宗皇帝が崩御。皇帝の次女である楚九齢は父の死を不審に思い、即位した叔父が犯人だと疑い仇を討とうとしたが投獄される。先帝に恩義のある神医・君応文は、楚九齢を脱獄させ、その娘の君蓁蓁は、楚九齢の身代りとなり焼死。君応文は楚九齢の容貌と声を君蓁蓁に変え、楚九齢は君蓁蓁として生きながら、真相を暴き、復讐することを誓う。その後君応文は事故死、君蓁蓁となった楚九齢は彼の遺言通り彼の亡妻の実家・方家へ向かい、方家の外孫として生活を始める。事件の謎を解くうちに、成国公世子・しゅさん、武徳司統領・陸雲旗、君蓁蓁の元婚約者・寧云釗と方家の後継者・方承宇4人の運命と絡んでいく。
2021年/台湾/全40話/日本語字幕版
監督:チェン・シータイ 脚本:リー・ミンチャオ
キャスト:ポン・シャオラン、ジン・ハン、ドゥー・ヤーフェイ、ジョウ・ジャン、ワン・ヨウシュオ、ハー・ホンシャン