夢織姫〜秘密の貴公子に恋をして〜 第28話

あらすじ

蒋洛は密かに容瑕を呼び出し、雲慶帝への復讐をけしかける。雲慶帝の寝殿に参内した容瑕は、家族が殺された当時の真相を聞き出す。駆け付けたはんかくの目の前で、怒りに震える容瑕は匕首（あいくち）を取り出し、皇帝と袂を分かつと宣言。虎符（こふ）を皇太子に託し、はんかくと2人、朝廷を離れて暮らそうと約束する。その頃、密かに都に戻った石飛仙は、蒋洛の別邸に身を寄せていた。

ストーリー

班家の娘・はんかくは武術が得意で正義感の強い型破りなお嬢さま。ある日、家族が悲劇に見舞われる予知夢を見たはんかくはなんとか回避しようと自ら行動に起こす。そんな中、女性なら誰もが憧れる名声を持つ貴公子・容瑕（るび：ようか）と出会う。まったく自分になびかないばかりか、偶然再会した祝宴会で彼に恥をかかされる始末。そんな彼に興味を持ったはんかくだったが、一方で容瑕は両親の仇を討つべく虎視眈々と復讐計画を進め、はんかくを利用しようと考えていた。しかし、容瑕もまたはんかくの真っ直ぐな性格と優しさに触れ、次第に気になる存在になっていくが…？

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