斛珠＜コクジュ＞夫人〜真珠の涙〜 第12話 半歩の距離

あらすじ

黄泉関に発つ前日、海市（かいし）は方鑑明（ほうかんめい）に別れの挨拶に行き最後に思いの丈を話す。それを聞いた方鑑明は自分がちょちゅうきょくの傷と痛みを引き受ける“柏奚”となった日のことに思いを馳せる。また、ちょちゅうきょくは淑容妃（しゅくようひ）に孤独な気持ちを見抜かれて動揺するが、彼女を愈安宮に戻すことに。そして翌日、黄泉関に出立する兵士たちの出陣の儀が行われ…。

ストーリー

大徴王朝時代、過酷な真珠税の取り立てに苦しむ村で暮らしていた漁師の娘・海市は卑劣な将軍に勇敢に立ち向かい追われているところを皇帝・チョチュウキョクを守る暗衛営の指揮使・方諸に助けられる。そして、彼の弟子となった海市は女であることを隠し男装して生きていくことを決め都・天啓へ行く。その後、成長した海市は武挙で優秀な成績を収めると将軍として戦功を上げていく。だが、ずっと心に秘めてきた方諸への恋心に悩み始めて…。

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