古くからの友人である名家出身で羽振りが良い文官のチェミンと腕利きの武官ジャンウォン。二人が散歩をしていると、道の反対側から美しい女性が歩いてくる。チェミンにはウネという妻がいるが、その彼女を一目見た瞬間に心奪われてしまう。そんな中、退屈な日々に飽き飽きしていたチェミン、ジャンウォン、ウネの3人は、ある面白い賭けを思いつく。その賭けとは、チェミンとジャンウォンのどちらが先に美しき未亡人をモノにできるかということだった。血気盛んで精力旺盛な二人はあの手この手でアプローチするが、未亡人に鼻であしらわれてしまう。最初は賭けに勝ちたい一心のチェミンだったが、次第に彼女の心の美しさに惹かれていき、ジャンウォンもまた同じ思いだった。昔から、容姿端麗で腕っぷしの強いジャンウォンに劣等感を抱いているたチェミンは、自分だけが持つ特権を使い彼女を射止めようとするが…。