1998年、宙組誕生時に上演され、“飛翔”“誕生”などの新しい時代への飛躍をテーマにした『シトラスの風』は、詩情溢れるレビューとして好評を博す。今回は、宙組誕生20周年、作・演出を手掛ける岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズ第20弾を記念して、新生宙組の誕生に相応しいフレッシュでバイタリティに溢れた新場面も加えてお届けします。シトラスの歌手S1(真風涼帆)を中心に、テーマ曲「シトラスの風」歌い継ぎ、やがて総踊りとなるプロローグ。「ステート・フェアー」1990年代のファッションに身を包んだ若者たちが、森の中のステート・フェアーでの出逢いを夢見て歌う。やがてフレッド(真風)とアグネス(星風)に恋がめばえる…。「アマポーラ」アマポーラの青年S(芹香)の歌から、アマポーラの青年S1(真風)を中心に大勢が歌い踊る。「ノスタルジア」1860年のシチリア、宮廷での舞踏会。社交界の華であるマチルド(星風)、パトロンであるセバスチャン(芹香)、そこへ軍服姿のヴィットリオ(真風)が登場する…。「明日へのエナジー」ゴスペルの歌手S1(真風)が未来への夢をのせて、静かに「明日へのエナジー」を歌い出す…。※著作権上の都合により、一部割愛致しております。 作・演出:岡田敬二
2018年/宙組/宝塚大劇場/キャスト:真風涼帆、星風まどか、芹香斗亜