穆京の誕生日を祝う祝宴にやってきた雪景ら。崑曲を鑑賞していると太子が歌詞を間違えたと演者を責め立てた。場を収めるため白笙は自ら舞台に立ち、艶やかな舞いを披露するが、恋人との間に起きた苦しい過去の事が頭をよぎり、意識を失って倒れてしまう。宮廷には、近隣国の使者が来ていた。同盟のため金銭を惜しまない陛下だったが、使者は、以前、鄭元善(てい・げんぜん)に作ってもらった屏風と同じものが得られなければ同盟は結べないと言い出し・・・。
落ちぶれてしまった女絵師の鄭雪景(てい・せつけい)は、先祖代々から続く屏風店を経営している。ある日、鄭雪景の恋人が親友と浮気してしまい、傷心し酔っ払った彼女は、異世界との境界にある酒屋に迷い込む。偶然にも酒屋にあった特殊な屏風に3匹の狐:赤い狐のよえん、白い狐の白笙(はくしょう)、黒い狐の小黒(しょうこく)を封印してしまう。次の日、なんと3匹の狐は人間の姿になって雪景の前に現れた!この屏風に封印された者は封印した者と10年の主従関係を結ぶ決まりがあり、鄭雪景は狐仙らの主人になることに。4人は固い絆で行動を共にし、3狐仙は不思議な力で鄭雪景を助けていくが、4人の関係は複雑に絡み合っていく。
2016年/中国/全22話/日本語字幕版
監督:ジョウ・ハイジュン 脚本:ツァオ・シアオティエン
キャスト:レオ・ロー、リウ・シンチー、ホアン・ジュンジエ、ワン・ジャオヤン