“誰もいないはずの”部屋で誰かと会話し、その“誰か”に「南くん」と呼びかけている堀切ちよみ(飯沼愛)を怪訝に思った楓(木村佳乃)は、意を決して部屋に入る!
「小さな南くん(八木勇征)が…いるの?」と尋ねる楓に、「いるよ」と返したちよみが見せたのは、なんと手芸部で作った“小さな南くん人形”。必死に誤魔化してなんとか切り抜けたちよみだったが、楓をはじめ、百合子(加賀まりこ)、信太郎(武田真治)の疑念を払拭できたのかはわからず、さらには人形相手に一人芝居をしている自分にも恥ずかしさを感じてしまう。
その頃、楓、百合子、信太郎の3人は、「一人で南くん人形と会話をするちよみ」についての対策会議を開いていた。そして、各々の若かりし頃の人形エピソードなどを語りつつ、「ちよみを痛い人みたいに思うのはやめよう」という結論に達するのだった。