元新聞記者で、現在はダブロイド紙のゴシップ記者である黒岩哲也(木下ほうか)が殴殺された。ゴシップ記者だけに怨恨も多いと睨んだ京都府警・捜査一課強行犯六係長の武藤勇作(田辺誠一)は、佐々木雪子(冨田靖子)ら捜査員に黒岩の交友関係を探るよう命令。黒岩と旧知の仲であった加茂伸之介(寺脇康文)は、相変わらず捜査に加えてもらえず、始末書の書き直しを命じられるが、隙をついて刑事部屋を脱走。勝手に捜査を始めてしまう。黒岩の人間関係を洗い出していた真島航輝(戸次重幸)に武藤から連絡が入る。「黒岩は市会議員の剣持誠(大河内浩)と大学教授の宇佐見正(奥田達士)によく電話をしていた」加茂らはふたりに任意で事情聴取に行くが、剣持も宇佐見も事件当夜はアリバイがあったことを主張。だがふたりとも黒岩にゴシップ記事を書かれた経験があり、黒岩に対して恨みがあってもおかしくない状況にあった。そんな中、加茂は事件の前夜に黒岩と一緒に歩いていたホステスに会いに行く。その女性が祇園の高級クラブに勤めるゆかり(三津谷葉子)という女性だと突き止めた加茂だったが、ゆかりはすでにクラブを辞めていた。クラブのママからゆかりは結婚すると言っていたと聞いた加茂はゆかりのマンションを聞き出し訪ねるが。一方で黒岩の私物を捜索していた雪子らがUSBメモリに残されていた映像を発見する。そこには女子トイレを盗撮する宇佐見の姿が映っていて!? 動向を探り始める。そんな中、黒岩の所持品から宇佐見が女子トイレを盗撮している映像が発見され!?