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二人だけの戦場(’23年花組・梅田芸術劇場)

二人だけの戦場(’23年花組・梅田芸術劇場)

  • 168時間
  • 2:29:41
  • 660円(税込)

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数々の自治州により成り立つ架空の連邦国家を舞台に、理想に燃える青年士官が、国家と個人の狭間で苦悶する姿を、民族が異なるが故に許されない恋、そして彼を支える熱き友情と共に描き出す、ヒューマニズム溢れる物語。1994年に一路真輝と花總まりの雪組トップコンビで上演された作品を29年ぶりに再演。クロイツェル基地に二人の新任士官が配属される。士官学校を優秀な成績で卒業しながら、敢えて辺境のクロイツェル基地への赴任を志願したシンクレア(柚香光)と、友人のクリフォード(永久輝せあ)。中央の政治に遠い自治州の安定こそ連邦の繁栄につながると判断し、任務への情熱を持つシンクレアだったが、ある時ノヴァロ(綺城ひか理)ら、連邦兵士たちに絡まれていたライラ(星風まどか)という娘を助けたことから彼の人生は大きく変わっていく。聡明で美しく、自由奔放な少数民族の娘であるライラとシンクレアはたちまち惹かれ合うものを感じ、それが激しい愛に変わるのに長い時間はかからなかった。ライラの父シュトロゼック(高翔みず希)は旧ルコスタ州議会の議長、兄のアルヴァ(希波らいと)は独立を目指す闘士であった。一触即発の連邦軍とルコスタ民族の緩衝材になっていたのが、シュトロゼックと基地の司令官であるハウザー大佐(凛城きら)の親交であった。だが無益な争いを避けようとする両者の思惑も、民族の主権を奪われた人たちには通じなかった・・・。シンクレアはお互いの違いを認め合いながら、平和に暮らしてゆけるようになることを願っていたが―。 作・演出:正塚晴彦

2023年/花組/キャスト:柚香光、星風まどか

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