想いの温度差〜九霄寒夜暖〜 第36話（最終話） 最後の決断

あらすじ

文嬰（ぶんえい）の消息が途絶えて騒ぎになる中、蘇玖児（そきゅうじ）は先祖返りの症状に苦しむ祺族たちを救うために火種以外の解毒方法を探る。一方、叱蘭（しつらん）は文嬰との想い出を辿り、彼が語っていたのは彼女と穆延（ぼくえん）の物語だったと悟る。また、かんそうは蘇玖児と朔北で月下節を一緒に過ごそうと語り合う。だが、彼が長い眠りから覚めた時、すでに蘇玖児は…。

ストーリー

乾国・九霄城の督査衛・巡衛、蘇玖児は奇病で意識を失いやすく、事件捜査において抜群の推理力があるのに雑用係に甘んじている。そんなある日、郊外の別荘で役人4名が頬に3本傷のある黒衣の男に殺される事件が発生。犯人は人型にも獣型にも姿を変えられる祺族と思われ、容疑者・かんそうの尋問が督査衛で行われることになったが、かんそうも3本傷の男を追っていると気づいて手を組もうと持ちかける…。

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