山竹は職場で新人男性の教育係を任されるが、実は会社側が既婚者の山竹をパートにして男性を後釜にする思惑だった。激怒した榴蓮は馬野を連れ山竹の職場に乗り込み大暴れする。その帰り、榴蓮は馬野の作品集の表紙を描く約束をしていたことを知らされる。七夕の日、榴蓮はMD社の仕事を同僚の伍佳楽に丸投げして、馬野の新しいアトリエに絵を渡しに行く。馬野とキスする榴蓮だったが、その時に寧遠の姿が頭に浮かぶ。榴蓮は突然アトリエを飛び出して…。
あの劉閔之(ニー・ホンジエ)が死んだ…!“榴蓮/ドリアン”こと劉恋(カン・ジンズ)にとって一番の天敵であり、最大の理解者、そして唯一の家族だった母親の劉閔之が…。口やかましい過干渉な母親が病死したことで急に解き放たれてしまった榴蓮は、妊娠したことを隠していた同僚に代わって妊婦に扮し、会社から見事休暇を勝ち取る。方向性の違いでケンカ別れした事業パートナー、デザインは二の次で保身ばかりの上司、シングルライフを謳歌中だと豪語する女、劉閔之の勤め先に間借りしていた新鋭の若手画家、隣に住む夫婦と幼い息子の3人家族、まだ娘が死んだことを知らない老人施設で暮らす祖父。彼らを通して見えてきたのは、娘は試験管ベビーだと頑なに主張する劉閔之とぶつかり合いながらも歩んできた道のりだった。別れて何年も経つのになぜか離れられない元カレの寧遠(チェン・ルオシュエン)や新たに榴蓮のルームメートとなった山竹(リウ・メイハン)を交え、榴蓮は突然手に入ってしまった “休日”の扉を開ける。
2020年/中国/全12話/日本語字幕版
監督:シアン・グオチアン、ワン・ジアシー 脚本:ワン・ジアシー、チェン・リン
キャスト:カン・チンズ、チェン・ルオシュアン