魏国では中原の覇者として復活すべく、兵を起こそうとしていた。将軍・ほうけんは「先に秦を滅ぼすべきだ」と主張。秦が成長すれば天下を揺るがす国になる。成長途中で軍隊も弱い今をおいて、秦を滅ぼす時期は無いとした。だが、秦を小国だと軽視する公子昂や太子は先に「趙・韓を攻めるべきだ」と反発。魏国王もこれに賛成した。やがて、魏軍が趙に向かったと知らせが秦国に届く。衛鞅と渠梁は秦国にとって最大の好機だと改革を進める。
紀元前360年頃、中国、戦国時代末期。後に始皇帝により初の中国統一王朝として歴史に決然と屹立する秦は、滅亡の危機に瀕していた―。辺境に位置する弱小国として、当時最強を誇っていた魏を中心に楚・斉・趙・韓・燕に攻め立てられた君主・孝公は存亡を賭けての国家改革を決意する。「広く奇計の士を求む」という孝公の意を受け「変法」と呼ばれる一大改革を遂行するのは魏を出奔した商鞅。運命の出会いを果たした2人は、やがて秦を戦国最強国家として成長させていく。
2008年/中国/全51話/日本語字幕版
監督:ホアン・ジェンチョン、ヤン・イー
キャスト:ホウ・ヨン、ワン・ジーフェイ、カオ・ユエンユエン、ソン・フェイフー、リュイ・チョン、ユウ・ヨン